内なる男性性と女性性の統合
2022/11/01
こんにちは。RIHITOです。
atelier Lichit Blumeへお立ち寄りくださりありがとうございます。
今日は、誰しもが持っている男性性エネルギーと
女性性エネルギーの統合について最近の氣づきをお伝えします。
今まで、このテーマにはあまり興味が向かずスルーしていたのですが、
最近何となく興味を持ち情報収集をしていました。
風の時代は女性的なエネルギーで生きるのが向いている
と言われますが、『女性的なエネルギー』って何でしょうか。
私自身、頭の中がかなり男性的で、
経営戦略論などの男性的な思考が好きで、
今まで周りにいる女性とあまり話が合わなかったので、
イメージが全くつかなかったです。
以前、『女の子は一番になりたいものよ。』
と言っている女性がいましたが、
その感性が全く理解できなかったです。
『一番になってどうするんだろう?
何と比較して一番なのだろうか?』
という疑問が浮かぶばかりで、
まったく興味のないものでした。
おそらく、私のこの感覚自体に苛立ちを
覚える方もいるでしょう。
特に『女の子は一番になりたいものよ。』
という考えに共感している方からすれば、
私の考え方は、その方の考え方を否定するものと
とらえられる可能性があるからです。
ここでお伝えしておきたいのは、
人によって考え方や価値観は違い、
私の価値観には『一番になりたい』
という欲求がないだけで
『否定をしているわけではない』
という事です。
『一番になる』より『自分らしさ』に興味があり、
『自分らしさという個性を磨き、表現したい』
というのが私の欲求です。
『お姫様願望』もないので、
周りからちやほやされたいという気持ちもありません。
根本に『人間が苦手』という意識があるので、
ちやほやされたら対応に疲れそうです。
【現実を作り上げていく男性性】
今まで触れてきた情報や最近集めた情報から考えると、
男性性のエネルギーは、
実際に現実を動かすための行動や
社会的な経済活動を行うためのエネルギー。
個人的には第一チャクラのようなイメージがあります。
成果を上げたり、何かに勝利したり、
富や名声を欲する性質があります。
今世女性に生まれた人の中には、
今まで男性性のエネルギーを
育んできたため、
今世は女性性のエネルギーを育むために
女性として生まれてきた人もいるようです。
そういった女性は、
仕事でもバリバリやって成果を上げ、
評価されたいという欲求を持ちます。
ただ、今世のテーマは女性性の為、
テーマがずれてしまうことにより、
職場で不具合が起こることもあるようです。
私は、経験上非常に心当たりがあります。
特にマネジメントをやっていた時は、
直感的にどうしたらよいかがわかることも手伝って、
上司よりも先が見え、
人員戦略や効率化の策を提案し成果を上げてきました。
直属の上司だけでなく、
経営陣の提案にも落ち度がすぐにわかり、
何が最適解かが直感的にわかるのです。
お陰で、周りの男性には『俺の方がすごい』
アピールとともに、
幼稚な論理の反発を受けることが多々ありました。
今世男性に生まれた人の中には、
今まで女性性のエネルギーを育んできた方が
男性性のエネルギーを育てるために
男性に生まれてきた可能性があります。
そう考えると、
目の前の性別が女性の人を見て、
性別男性の自分よりも男性性エネルギーが強かったら、
劣等感を感じるかもしれませんね。
人をうらやましいと思う心があるから、
変に絡んでくるんです。
その『うらやましい』と思う根本にあるのは、
『劣等感』だと思います。
私は、他人の中にある劣等感に気づいていたので、
『自分はすごい』とアピールしてくる人達の
『弱さ』とそれを隠すための『言い訳』として
他人を攻撃する行為が『くだらない』と感じていました。
私自身は、常に自分の殻を一つ一つ破っていき、
時には見たくない自分を見るという苦痛もありました。
経営学を勉強し始めた時も、
最初はものすごい高い壁で、
今までの自分とは全く違う世界と思っていました。
大企業のエリートクラスの人がやることで、
起業して会社を大きくする人自体雲の上の人だから、
自分なんかができるようなものではない
という殻がありました。
学生時代は、学校をさぼってライブハウスに
遊びに行くような感じだったので、
学力を育むプロセスは私にはなかったです。
数学は記憶がない状態ですし、
暗記物の教科も記憶がないです。
語学系はテストでは、
直感で回答してそれなりにはなっていました。
実際に経営学を勉強し始めて、
最初は今までとは全く違う世界観が広がっていて、
その世界観と言葉に馴染む事に非常に時間がかかりました。
経済学(経営学の一部として勉強しました)も、
グラフを読む数学スキルがないところから始まり、
YouTubeで大学生向け予備校の講座を視聴しながら、
どうにか基礎力をつけていきました。
そうやって少しづつ勉強し、
経営学の世界観に触れる時間を増やしていく事で、
自分自身に馴染んでいき、
今までは直感で分かったことを言語化し、
論理的且つ合理的に思考することが
できるようになりました。
スピリチュアルもある程度は
経営に置き換えて考えることができます。
会社で考えると、経営を実際に行うための
戦略や財務会計、組織作り、コンプライアンス等の
実務スキルが男性性エネルギーと考えられます。
しかしこれだけでは、
会社を経営するにはとても大切なものが抜けています。
【自分を喜ばせ、その喜びを他者と共有する女性性】
会社設立や事業を立ち上げる上で最も大切な事があります。
それは、ミッションや経営理念です。
私自身、起業を試み試行錯誤したり、
経営学を勉強してきた経験上、
もっとも重要なことは『ミッションや経営理念』など、
どんな社会貢献をしたいかという事が経営の軸となり、
判断基準や組織の在り方になります。
そして、ビジネスを創ることは自分自身を創ることです。
経済合理性だけの事業であれば、
国の政策に乗って助成金などを
うまく使っていく方法もありますが、
今回は経済合理性の事業は対象としない話です。
経済合理性のビジネスではなく、
全体最適としてビジネスという自分自身を
どう創っていくかを考えます。
大切な事は、自分自身に素直になって、
自分が楽しと思う事
好きな事
やりたい事
で、
それが世の中の為になる事です。
あなたが楽しいと思うことは、
他の誰かにも共有したいと思いませんか?
それが、
自分以外の誰かにも喜んでもらえることであれば、
人に支持されるでしょう。
株式会社で考えると、
株主が会社の株を買う形で出資することです。
事業で考えると、
誰かがそのサービスを購入する事です。
あなたの中にある、
自分が楽しと思う事
好きな事
やりたい事
が、
誰かを犠牲にしたり悲しませることでなければ、
難しく考えなくても誰か喜んでくれる人がいるはずです。
女性性のエネルギーとは、
その楽しいや好きという感覚です。
誰と比べるわけでもなく、
誰かがこうしてくれるから楽しいという条件付きでもなく、
理由が分からなくても良くて、
ただ楽しい
ただ好き
自分の不快感や抵抗がなく純粋にやりたいと思う気持ちです。
寝ている時の心地良さが好きというのでも良いです。
その『好き』という気持ちをどう表現しますか?
より心地よく感じられる寝室の環境を追及して、
いろんな人に共有していくのもいいですね。
あなたが共有してくれたことで、
今までよりも質の良い睡眠をとることができ、
体調や日常のパフォーマンスに
よい影響があった人がいたら、
あなたに感謝を伝えたくなるでしょう。
その感謝の気持ちが、
あなたの豊かさにつながっていくんです。
豊かさの循環を促すためのきっかけになる。
そんな女性性のエネルギーから出る想いを
実際に形にしていくのが男性性のエネルギーです。
【男性性と女性性の統合のイメージ】
昨晩、寝る前の瞑想中に直感的に、
右手に男性性エネルギーのイメージ
左手に女性性エネルギーのイメージ
が湧きました。
右手の男性性エネルギーを観察すると、
数々の荒波という自己制限をやぶり、
いろんなスキルや知識を培ってきたこともあり、
随分男前に育っていました。
たくましさ
知性
行動力
優しさという守りの力
この男性性が大切にしたいと思う女性性は、
どんな感じだろうと左手の女性性エネルギーに
注意を向けてみました。
そこには、
神秘性
繊細さ
柔らかさ
穏やかさ
喜び
受容という優しさ
というイメージが伝わってきました。
私の中にある男性性と女性性のエネルギーを
じっくりと感じたら、
そのエネルギーを実際に両手を合わせながら、
統合させてみました。
男性性のエネルギーの色を赤、
女性性のエネルギーの色を青とし、
統合の結果、紫色に変容を遂げるイメージ。
そして、その統合した紫色のエネルギーを
自分の中に収めていくイメージで、
ハートのチャクラへ両手を当ててみました。
今日は、昨晩の瞑想とエネルギーワークのおかげか、
自分の中で新たな気づきがどんどん湧き出ています。
今まで必要と思っていたことも、
いったん置いてみようという気持ちにもなり、
より自分が喜ぶ事、
したい事に気持ちが向くようになりました。
これからは、自分の中の女性性エネルギーを愛し、
願いを叶えたいと望む男性エネルギーと、
その男性性のエネルギーの愛を受け、
喜びを表現していく女性性エネルギーを
見守っていきたいと思います。
自分の中の女性性エネルギーが男化しないよう、
今までの思考の癖に気づきながら、
私の中の女性性を尊重していきます。
自分の中に男が二人だったら、
私の男性性エネルギーもやる気が出ない気がします。
【私自身の喜びとして】
今回のブログが、
あなたにとって良い事につながると嬉しいです。
氣づきであったり、
行動を起こすことのきっかけであったりと、
今すぐでなくても、
あなたの役に立てたら嬉しいです。
こうして、自分の内面を表現することが、
私にとっての喜びであり、
それによって誰かの役に立てることが、
私にとっての豊かさです。
また、このatelierでお会いしましょう。
魅力覚醒アーティスト
水埜奏