魅力覚醒アートスペース   atelier Lichit Blume

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人間関係の苦痛、興味のない仕事、残業多い、ストレスで気力も思考力も低下、そんな状況から抜け出した方法④

2022/08/19

こんにちは!奏(kana)です。
本日もatelier Lichit Blumeへおこし下さりありがとうございます。

今回はシリーズ4回目で『物を捨てる』についてお話したいと思います。

物を捨てることについては、いろんな方が情報発信をしているので、
『もうお腹いっぱい』と思う方も多いと思いますが、
話す人によって表現が違うと新たな視点や発見があるかもしれません。
その一端になればと思いお伝えいたします。

【自分自身の価値観や生活と向き合う時間】

私は、日常生活に生産性を求める傾向があります。
その為、物を捨てる時も何かを購入する時も
『時間や労力、資金を投資してどれだけレバレッジを利かせられるか』
を重視します。

働き方を変えて、自分の時間が持てるようになってから
急に家にある要らないものを捨てたくなりました。
今の家に引っ越す時、要らないものを捨てきれないまま引越し、
要らないものをロフトに押し込んだ状態のまま月日が経過しておりました。

引越し当初は、身体的疲労と精神的ストレスの影響で、
自分の生活を整えたり整理整頓を行う余裕がありませんでした。

物を捨てる際に参考にしたのが、ミニマリストの方々が発信している情報です。

ミニマリストの情報に触れて気づいたのが、皆さん自分の生活に何を取り入れ、
何を残し、何を手放すかを一つ一つ向き合って選択した結果で確立したもの
であるということです。

細かな生活習慣についても、自分の動作や心地よさ、健康、交友関係、趣味、
仕事のスタイル等ありとあらゆる事を選択していく作業を行い、
自分自身と向き合い、何にお金や時間、労力を使い、
どんな環境が心地よく安らげるか、気分良くいられるかを重視しています。

見栄や周りに合わせることではなく、
自分自身に焦点を合わせた生活を築き上げた結果、
支出が減ってお金がたまりやすくなっていった方が多いように思います。

そして、その選択の結果は、非常に個性にあふれていて、
一人一人の価値観が色濃く出ています。

私も、物を捨てる際は自分の生活に必要かを考えました。
食生活からどんな調理器具が必要か、食器はどうするか、
ストックする食品は何を選ぶかなどであったり。

その服は、なんとなくではなく積極的に着たいと思うか。

バックは?靴は?他人からもらったものは?

もしあなたが、これから物を捨てたいと考えているなら、
どんな生活を望みますか?

【合理的に生活を考える】

先にもお伝えしましたが、私は日常生活にも生産性を求める傾向にあります。

ここで求める生産性とは、
必要なものだけで日々の生活の心地良さと充実感を得ながら、
無駄な支出を減らし、無駄な行動を減らしていく事です。

経営学の観点で活用できそうな考え方としては、5SとECRS(イクルス)です。

5Sは、『整理、整頓、清掃、清潔、躾』の頭文字のSからきています。
特に工場などの改善活動の一番初めに行うのが向いています。

整理は、要るものいらないものを仕分け、要らないものは捨てます。
整頓は、要るもの(残すもの)をどこに配置・保管するかを考えます。
清掃は、今ある汚れを綺麗にすることです。
清潔は、綺麗を保つために日常的、あるいは定期的に行うことです。
躾は、前4項を継続するためのルールを教育し現場で実行していけるようにすることです。

ECRSは、『改善のECRS』とも呼ばれ改善活動の手順として使用されます。
この名前は、次の4項目の頭文字からきており、この順番で検討していきます。

Eliminate(排除)・・・不要なものや手順などなくせるもの(こと)はないか。
Combine(結合と分離)・・・手順や機能等を一緒にしたり、
              性質や専門性で分けることはできないか。
Rearrange(入替えと代替)・・・手順や製品、人、機能、配置などを
                入れ替えたり他のものと代替えできないか。
Simplify(簡素化)・・・目的を達成するために、更に簡素化できないか
            を検討していきます。

私は、自分の生活を考える時にも、こういった5SやECRSの考え方を
活用していますし、仕事でももちろん活用しています。


もしあなたの参考になれば幸いです。

【動作経済を意識することで快適さが増す】

物を捨てて、いつもの棚に置くものが少なくなった時に、
私は『動作経済』の観点も大切にしました。
動作経済とは、工場の生産管理を考える時に活用される考え方です。

動作経済の基本原則は次の4つです。
①動作の数を少なくする・・・少ない工数で作業できるように手順を考えます。
②両手で同時に行う・・・左右対称の動作でテンポよく作業することができます。
③動作の距離を短くする・・・効率の良い作業は、できるだけ手を伸ばして届く範囲で
              前方向に物の配置等を考えます。
④動作を楽にする・・・専用の道具などを使い、体に負担がかからないようにします。

上記の4つの基本原則の他にも、細かい原則はありますが今回はこの4つの視点でお伝えします。

特に私がこの動作経済の基本原則を意識したのが、朝のルーティーンです。
できるだけ短い時間で朝の身支度をこなし、
自分の時間を確保するために自分が行っていることを大項目で考え、
どの順番で行うかを検討しました。

その次に、大項目一つに対して、
実際の細かい作業手順を実際にシミュレーションを行い、
物の配置を考えました。


例えば、
顔に化粧水をつける⇒オイルを塗る⇒手を綺麗にする⇒ドライヤーで髪を乾かす
という工程なら、行動を細分化してその動作が経済的か?
動きにくさはないか?などを見ていきます。

<顔に化粧水を塗る工程>

  1. 洗面台の棚の扉を開ける・・・左手で作業 右手は手待ち
  2. 化粧水の瓶を取り出す・・・左手は手待ち 右手で作業
  3. 化粧水の瓶を持ちかえる・・・左手で瓶を受け取る 右手は左手へ瓶を運ぶ
  4. 化粧水の瓶の蓋を開ける・・・左手は瓶を持ち動かないように支える 
                  右手は蓋を回して開ける
  5. 蓋を洗面台に置く・・・左手は瓶を持ったまま 右手で作業
  6. 化粧水を手のひらに垂らす・・・左手で瓶の口を下に向ける 
                   右手は化粧水を手のひらで受ける
  7. 瓶を洗面台に置く・・・左手で瓶を置く 右手は手待ち
  8. 化粧水を両手になじませる・・・両手で作業
  9. 化粧水を両手で顔に塗り浸透させる・・・両手で作業
  10. 化粧水の瓶の蓋を閉める・・・左手は瓶を持ち動かないように支える 
                  右手は蓋を回して閉める

この工程をスムーズに行えるかを確認します。
ここでネックになりやすいのが、化粧水の瓶を取り出す時や置く時です。
瓶をスムーズに取り出せるか?を実際にやってみます。


私は、はじめに取り出しにくさを感じました。
棚に置いている化粧水の瓶の手前に、瓶よりも背の低い入れ物を置いていたからです。


陳列という視点だけで考えると、何がどこにあるのかはわかりやすいのですが、
実際に化粧水の瓶を取り出す時に、手前の背の低い入れ物が邪魔になって、
工程1と2の間に『手前の入れ物をよける』という工程を入れる必要があります。


これでは、工数が一つ増えてしまい、動作経済的とは言えません。

そこで行ったのは、先ほど邪魔になった背の低い入れ物以外にも不要なものはないか、
棚の中を眺めながら選択していきました。
今現在、日常的に使っているものと全く使っていないもの、
たまに使うものなどイメージしながら行っていき、
棚の物をシュミレーション前の約半分に減らし(整理し)、物の配置を決め(整頓)ました。

再度<顔に化粧水を塗る工程>を実際にシュミレーションしてみたことろ、
化粧水の瓶がすんなり取り出せて、その後の工程も滞りなく楽に作業できました。
『手前の入れ物をよける』という工数が1つ減っただけで、
非常にスムーズに作業ができて快適でした。


その後も、
『オイルを塗る⇒手を綺麗にする⇒ドライヤーで髪を乾かす』
の工程全てが動作経済的に作業できた時、
その快適さに感動を覚えて、思わず『おおっ!!』と声が出ました。

この一連のシュミレーションから気づいたことは、
今までなんとも思わず行っていた日常の動作で快適ではないものが多かった
ということです。

手前の入れ物をよけながらの化粧水の瓶を取り出す時、
一瞬でも邪魔だなっと思うことがあったことに気づきました。


この小さな不快的が日々積み重なっていく生活が、
朝から心地の悪さを自分に与えていたという事に気づき、
こういった微差程度の積み重ねが自分の日常の心地良さを
作り上げていくのだと実感しました。

この経験から、私は日常生活を見直す時に必ず『動作経済的か?』
という視点でも検討するようになりました。

『物を捨てて自分にとって必要なものだけ、好きなものだけに囲まれ、
 快適で動作経済的な生活を実現するために、
 5SやECRSなど経営学の視点も取り入れながら実践していく』

というのが魅力覚醒アーティスト 奏 流のやり方です。

スピリチュアル的なコンセプトのサイトを運営している私が、
経営学を意識しているのは意外と思われるかもしれませんが、
私としてはスピリチュアル的な考え方やエネルギーと経営学は
非常に親和性があると考えています。


私にとって経営学は、『誰でもできる3次元を効率よく動かすための攻略法』です。


直感的にわかる人や、何故か知っている人、
高次の存在から情報を受け取れる人だけでなく、
誰でも言語で理解してその通りに素直に実践していけば
物質の世界を効率よく動かしていける方法なのです。


実際に、派遣社員としていろいろな企業を見ていて、
上層部から発信される情報が経営学を非常によく勉強されていて、
財務はもちろん組織論をうまく組織戦略に取り入れている企業の風土は
活気があり業績が伸びていますし、トップの考えが末端まで伝わりやすく、
向かう方法がブレにくくなっています。


このことについては、他にもたくさんお伝えしたいことはありますが、
今回のテーマとはずれてしまいますのでまた別の機会にお伝えいたします。

今後も、スピリチュアル的な視点と経営学的な視点の両方から、
あなたの魅力覚醒のきっかけや、既に覚醒している人も私の物の見方を通して
新たな気づきになる情報を発信していきます。

次回は、シリーズ最終回の『家計の見直し』についてお伝えします。
最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回、このアトリエでお会いしましょう!

水埜奏

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