人間関係の苦痛、興味のない仕事、残業多い、ストレスで気力も思考力も低下、そんな状況から抜け出した方法②
2022/09/19
お久しぶりです。奏(kana)です。
当ブログに来てくださりありがとうございます。
前回のブログからだいぶ経ちましたが、続きをアップします。
今回は、転職についてです。
このサイトを立ち上げてから今まで、他人から見れば遠回りのような経緯ですが、
私としては必要なものを拾ってきた感覚です。
ヒーリングの世界にいると、なかなか一般的なビジネススキルが身に付きにくく、
そこで私は躓きました。
サロンを開いた当初、マーケティングとして近隣の競合の調査などを行い、
公的機関での専門家による無料の経営相談を受け、
自分なりに事業計画を立てたりと準備を進めていました。
その時に気づいたんです。
自分が経営について何も知らないことを。
色々なサロン経営者の発信する情報や、
ヒーリングスクール時代に配布された開業マニュアルだけでは不足している事を。
当時は、声が出なくなり自宅療養明けでの開業ということもあり、
自分のサロン以外に、完全歩合のサロンでの勤務も行っており、
体力的にも長時間のボディワークがきつい状況でした。
一度、一般的なビジネススキルを磨きながら生活を安定させ、
空き時間でヒーリングを行うことにしました。
【俗世に戻る】
先ずは、派遣で事務仕事を始めてみようと思い、派遣登録し就業先が決まりました。
ヒーリングの世界から、俗世に戻り周りの人たちは、今まで周りにいたセラピストや
ヒーラーとは質感の違う人たちに囲まれて、恐る恐るという感じでした。
とにかく、何年もPCで仕事を行う世界から離れていた為、エクセルやワードなどの
オフィスに欠かせないソフトの操作スキルは初心者レベルという状況でした。
俗世に戻って感じた事は、
- 自由度が少ない
- 5感を使う機会が少ない
- 人が疲れている
- 自分を良く見せよう、自分を大きく見せようとしている人がいる
- 集団行動している人が多い
- 役職などの権威に弱い人が多い
等々、自分の世界観や価値観とは違うということは明らかでした。
さて、ここでどう過ごそうか・・・
子供のころからなんとなく感じていたのですが、大人になってみて改めて思ったことは、
『私は人間が苦手なんだ』という事です。
当時は、あまり気づいていなかったのですが、最近やっと確信し始めたこととして、
『私はスターシード系のエネルギーを持った存在である』ということです。
宇宙系の話をしている人のエネルギーの方が心地が良く、3次元的な世界観や価値観は
どうもしっくりこないのはそのせいであり、馴染めない感覚も説明がつきます。
【3次元的世界観に疲弊する】
完全に自分を出した状態で他人と接するのは難しいと感じ、3次元的な価値観に合わせて
行動するように心がけました。いわゆる『波動を落とす』というやつです。
それでも、ガールズトークは苦手でした。
私は見た目は女ですが、私の頭の中は完全に男なので女子とは馴染めない。
かと言って、話の合いそうな男性もいないため一人でいる方が心地よかったです。
人と群れるのが嫌いで、一定の時間人といるのは耐えられるのですが、
日常的に常に人間がそばにいるのは非常に疲れてストレスに感じてしまうのです。
更に、何故かややこしい仕事を頼まれたりと残業まみれで睡眠時間も少ない。
そんな環境で、役職にもつくようになって、純粋に仕事を進めていく事は好きでしたが、
その周りでは上司の課長と部長が不倫状態且つ、
不倫デートの為に課長から仕事を無茶振りされるなど、3次元らしい体験をしました。
仕事で成果をあげれば、上司や周りの人間に嫉妬されて足を引っ張られたり。
なぜこんなに、自分と他人を比較し自分を優位に立たせようとするのか?疑問でした。
ある時、ふと気づいたんです。
それは、その職場内でも問題児が集まる荒れた部署の立て直しの為に配属された時です。
彼らの言動を見ていると、
- 人から奪う事しか考えていない
- 常に上の目を気にしている
- 権力者に対してのごますりがあからさま
- 平気で噓の報告をし、他人の足を引っ張ろうとする
- 『自分はすごい。高度なことをしている』等の発言が多い
- 自分たちに都合の悪いことは、職場のルール無視で押し通そうとする
という傾向がありました。
その傾向から、言動の根底にあるものは『劣等感』ではないかと気づきました。
自分に自信があり、満たされた状態の人は行わない行為です。
特に日本人は、戦後の教育で『日本人』ということに誇りよりも劣等感を持つような
情報に触れる機会が多いと思います。
また、テレビや広告等も白人の方が美しい、優秀であるという印象を受けるものが多いです。
人より優位に立とうとする心理もまた、『劣等感』によるものと感じています。
その為に、他人の粗を探して叩いたり足を引っ張ったりということを行うのです。
私も散々やられました。
【辛いことが起こるのは自分の意識や波動が低いからとは限らない】
よく、スピリチュアルや何かしらの宗教的な考え方には、
『何か悪いことが起こるのは、前世のカルマや今までの行い、意識や波動が低いから』
などという事を理由とすることがありますが、必ずしもそうではないということをお伝えします。
もし、このブログを読んでくださる方の中で、『宇宙的なものに興味がある』『人間が苦手』
『子供のころ空を見上げながらあそこに帰りたいと思っていた』
『人が知らないことを何故か知っている』
等があるような方は宇宙的なエネルギーの持ち主の可能性があります。
宇宙的なエネルギーの持ち主の事をスターシードと呼ぶことが多いので、
このブログでもスターシードと呼ばせて頂きます。
スターシードは、地球の波動を上げるために他の宇宙存在(シリウスやプレアデスなど)が波動を落として地球に生まれてきます。
スターシードは、もともと純粋な綺麗なエネルギーを持っているため、地球上に存在しているだけで地球の波動を上げることに貢献しています。
しかし、そのエネルギーの美しさ故、邪気を吸いやすかったり、場のエネルギーを綺麗にするために波動の低いところに無意識にでも行っていることがあります。
もし、あなたが相手の事を思いやり、自分自身の価値観や心地よさを大切にしながら生きていても、辛いことがあるのなら、それはあなた自身の責任ではないということです。
あなたが持っている特性として、そういった影響を受ける場合があるというだけで、あなたは劣った存在でも無力な存在でもないのです。
むしろ、この地球で大切な役割を果たすために、本来高い波動を持ったあなたは、
波動を下げて地球に生まれた為に、その高い精神性がもともと地球にある
3次元的な価値観と合わずに生きづらさを感じることが考えられます。
【その場を離れる】
同じ場所で、長く仕事を続けること。
その為に、辛いことに耐えることが美徳である。
そう考える方もいらっしゃると思います。
私も、どうにか自分の中で折り合いをつけて、違和感を感じながらも
同じ職場で勤務を続けていました。
その度に、自分と向き合い少しづつ自分の殻を破っていき、
たどり着いたのは
『耐えるよりもダメージを受けないようにかわすこと』です。
そのためには、自分の可能性を信じる必要がありました。
以前、サロン開業時に抱いていた願望を実現するために、
『自分には無理だ』と思っていたことに挑戦してみようと決めました。
学生時代、まじめに勉強するよりライブハウスに遊びに行く方が好きで、
勉強の必要性を感じていなかった私は、正直学力には自信はありませんでしたが、
経営の勉強を始めることにしたのです。
『どうせやるなら、一流を目指す』というのが私の思考パターンの為、
経営コンサルタントの国家資格の取得を目指しました。
勉強を始めた当初の私は、仕事のストレスと毎日の残業による睡眠不足で、
直ぐに思考が疲れ、ストレスに対して反芻が強くなるという状態で集中力が続きませんでした。
本当に精神疲労と体の疲労が酷く、勉強どころではないというのがその時の状態です。
それでも、勉強を進めるにあたって大きな気づきや、私自身何故か感覚的にわかっていて、
直感で行ってきて、実際に仕事で成果を上げられたことが、体系的に学問として言語化されており、自分の内面に言語として改めて消化されていく感覚がありました。
経営学を学ぶうちに、職場で感じていた違和感についても、
経営の観点から言語化して話せるようになっていったお陰で、
『今自分が目指しているものはここにはない』とはっきりと認識するようになりました。
そこまで認識できるようになったら、どんな環境が良いのか、
どんな働き方が良いのかを考えるようになりました。
その結果、退職を決め、働き方を変え、
残業の無い、自分の時間を優先できる方向へと切り替えていきました。
【今までの疲れやダメージを癒す】
新しい働き方に切り替えてから、コロナの影響もあり想定外の在宅ワークが始まりました。
この時は、前回のブログに書いた引越し後ということもあり、家に自分以外の人間がいない状況で、自宅で過ごすようになりました。
こんなに長い時間、自宅で過ごしたのは初めての経験で、今までは他人との接触自体がストレスだった私は、やっと平和な時間を長く過ごすことができました。
そんな中、転職前に受けていた精神的な疲れやダメージによる強い反芻から起こるイライラ等、感情が揺さぶられることが多く不安定な状態で、集中力はまだまだ低い状態でした。
それでも、睡眠をたくさんとれるようになって、体の疲れが取れてきてからはだいぶ楽にはなってきました。
精神的な疲れやダメージは中々簡単には癒えませんでしたし、
スターシード特有の邪気や他の存在からの干渉が影響し、ダメージを受ける機会は継続しています。
経営の勉強は継続していましたが、中々勉強に集中できる状態までの回復は難しく、
それに対して、『早く資格取得をし違う働き方をしたい』という焦りもありました。
ひどい反芻をどうにか無くせないか?
それが、一番改善したい事でした。
反芻が起こる度に、その当時の感情が沸き上がり怒りや悲しみの感情が沸き起こってきます。
それが本当につらくて、自宅の防音室で爆音を流してシャウトしまくる時もありました。
破壊的衝動が止まらなくて、とにかく涙を流しながら悪態づいていたりと、湧き上がる感情が爆発し、今まで抑圧し耐えることばかりしていた反動が出ていたのだと思います。
昔は唄えていた歌が歌えない。
思うように声が出ない。
自分の声が自由ではない感じがする。
ヴォイスヒーリングの考え方を知っている私にとっては、
自分から湧き上がる感情がネガティブなものであっても良い、
それを表現しその感情を認知することで自分を受け入れることになると確信していました。
沢山自分に無理をさせていたということを実感し、
自分と向き合うことに時間を割くようになりました。
自分の為に時間と労力を使い、自分の生活を楽しむようにすることで、
随分と健康状態が改善し体重も減りましたし、精神的な状態も改善が見られます。
もし、このブログを読んで下さっているあなたが、
『今がつらい』
と感じているのであれば、無理をせず自分の環境を変えてみるのも良いと思います。
『耐える力』よりも『楽しむ力』『ダメージを受けないようにかわすしなやかさ』の方が、
自分らしくあなたの魅力を活かしていける状態を維持できるのではないでしょうか。
あなたはどう感じますか。
次回は、③早寝についてお伝えします。
自分の体や精神を整えるために私が実践したことを紹介します。
久しぶりにブログを書いたせいか、随分と長くなってしまいましたが、
もし、あなたにとって良い気付きになればうれしいです。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
水埜奏